さて、初級編はいかがだったでしょうか?まぁまぁ、ちょっとNORTH ISLAND BEERはちょっとラバーに入れようか迷ったんですが、価格的に今回は初級編にいれましたが、さてさて。ここからはちょいとガチ勢の為のクラフトビールふるさと納税と行きましょうか。ここからはクラフトビアバーや海外の缶などを購入したりしてるクラフトビールラバーに送るクラフトビール「ふるさと納税」という事ですが。即完売してしまう様な某戦争のブルワリーさんや東京の新進気鋭の人気ブルワリーさんなどは発見されませんでしたが。それでも「え?そこもふるさと納税してたの?」なんてブルワリーさんもあるので、そんなクラフトビアラバーも納得のブルワリーさんを紹介していきます。
そして数ある中でも厳選した12社を今回もピックアップしてみたので是非チェックしてみてください。あ、ちなみにこれ正直順不同です。12社ピックアップしてますが、これ別に順番はかなりランダムなので。是非色々見てみてください!
※Yahooはさとふる・ふるなび・ふるさとチョイスを網羅した形になっています。
目次
- Ymarket Brewing
- Brasserie Knot
- West Coast Brewing
- 京都醸造
- 反射炉ビヤ
- 志賀高原&山伏
- 忽布古丹醸造
- 伊勢角屋麦酒
- Blacktide Brewing
- 麦雑穀工房
- 鬼伝説
- FAR YEAST BREWING
1.Ymarket Brewing(愛知県)
筆者の推しブリュといっても過言ではない、安定感が半端ないYmarket Brewing。前身となる岡田屋という名古屋の酒屋をバックボーンに持つ言わずと知れた名古屋の長!愛知県エリアのイオンにも限定の缶があったりと、面白い企画もしているみたいです(ちなみに全種飲んでます笑)。そのぶれの少なさも安定感&安心感が抜群のブルワリー。特にルプリンネクターにかんしていうと、ルプリンを嗅いだことある人なら、そのルプリン香の香りにまさにルプリンネクターですね。と言ってしまうとか?!安定感抜群の中部地方の二大クラフトビールの一つではないでしょうか?味も人気も抜群に安定しそして、そのポジションを確固たるものにした大好きなブルワリーの1つ。
2.Brasserie Knot(北海道)
2022年に出来た北海道の新進気鋭のブルワリー。栃木の「うしとらブルワリー」から北海道の「忽布古丹醸造」で経験を積まれて満を持して出てきた、ヘッドブルワーが織りなす透き通った硬派なラインナップ。その繰り出す液体はお墨付き?!クリアで繊細な液体は、太く幹のしっかりとした味ですがその繊細な麦とホップの調和は絶品。筆者のお気に入りは無骨なのに繊細でスルスルっと飲めてしまうDIPAのMOONとIPAのWIND。非常に綺麗な液体を作るなぁという印象で、本当にマウスフィールが最高に気持ちがいい!ちなみにFLOWER・BIRD・WIND・MOONとこれ日本語に直すと「花鳥風月」になるっていう言葉悪戯もいい。あ、これ内緒です(笑)
3.West Coast Brewing(静岡県)
そして誰もが知ってるWCBも、実はふるさと納税をやっているんです!マジでビックリぽん(古い)。東日本に行きがちなブルワリー直営のビアバーですが、2023年に大阪難波・大阪梅田と大阪に二店舗作り両タップルーム共に人気の様です。そして次は一気に南下してXX県に作るとか?!っていうもっぱらの噂も耳に入ってきますが。永遠と飲み続けられるStarwacherや過去に比べ最近は少しドライになった気がしますがホップましましのFull Hop Alchemistなどホップ中毒者を多数輩出した超人気ブルワリー。2022年に飲み放題の蛇口のあるホテルも作った事でも有名。クリアな液体からHazyの様な濁ったもの、そしてフルーツスムージーサワーの様な物までありとあらゆるビールを作る、日本のクラフトビールラバーを多く輩出したブルワリーといっても過言ではない?!
※実際は部屋のタップ15L分飲み放題。
静岡県静岡市 楽天 Yahoo
4.京都醸造(京都府)
西日本きっての硬派なブルワリーといっても過言ではないんじゃないかなと?(笑)2015年というクラフトビールの第2波くらいのタイミングで作ったブルワリーですが、作るビールは京都×ベルギーをアメリカンスタイルで作ったような、そんな珍しいブルワリー。そのせいか、ビールも結構スタンダードな飲みやすいビールが多く、流行り廃りに左右されることのない、寧ろ一見地ビールの様なビールを多く出しているある意味オールドスクールなブルワリーです。個人的には定番の一意専心がめちゃくちゃ好きで、そもそもベルジャン系ってそんなに飲まないんですが、このベルジャンIPAはマジで美味すぎてスルスルで旨いです。非常に整っていてそれでいてホッピーなビールを出す。
5.反射炉ビヤ(静岡県)
名前も個性的な伊豆の長!?作り出すビールはモルトとホップ。韮山反射炉から名前がとられているらしく、和な名前が並ぶ「定番・純定番」もしっかりとしたラインナップで名実共に、West Coast Brewingと並ぶ静岡県の代表的なブルワリー。限定ビールは非常にチャレンジングなビールが多く、そこにホップや副原料を入れた様々なビールを作っている人気のブルワリーです。流行りもしっかり押さえつつ、しっかりと作り込んでくる印象の美味しいビールが揃います。無濾過なので全体的に濁ったものが多く硬派でありながら地ビール感もありつつ、ビールコンペティションWorld Beer Awards 2023で世界最高金賞を受賞するなど国際的にも評価されているブルワリーです。
6.志賀高原・山伏(長野県)
ここまではちょっと新進気鋭のここ数年グイグイ来ているブルワリーが並びましたが、ちょっと落ち着いた所も入れましょうか。って事で、昔気質な硬派なクラフトビールを作るブルワリーさん。元々は玉村本店という日本酒の酒蔵が地ビールの流れから始めた?ブルワリー。(ここでは醸造所の方がしっくりくる?)作るビールはPOPな物よりも、硬派な洗礼されたものが多く、ホップも使いますが、食事に合うビールという事でHazyなビールもドライで甘ったるいビールが苦手な方でもスルスル飲めちゃう。印象としてはアメリカで言うと西海岸系、ジャパニーズ・オールドスクールなビールを得意とするイメージ。
7.忽布古丹醸造(北海道)
元々NORTH ISLAND BEERのヘッドブルワーだった方が独立して作られたブルワリー。その綺麗な液体は誰が飲んでも繊細で美しく、そしてホップと麦が喧嘩をせず、全てが調和したそんな液体を作るブルワリー。計算されつくしたかのようなそのホップ遣いは、飲む人を魅了してしまうほど。どう考えてもホップをとことん突き詰めて、そしてホップが大好きなんだろうなぁ…なんて妄想してしまうほど。個人的にはほぼすべての液体が美味!何をのんでもがっかりする事があまりない、そんなブルワリーの1つ。東日本ではちらほら見かけますが、西日本ではなかなか置いてあるビアバーも無いので是非この機会に美しすぎる液体を是非。
8.伊勢角屋麦酒(三重県)
しるしとぞ知る大御所。なんならお伊勢参りの際に知らず知らずの内にお伊勢さんのおかげ横丁にて、カキフライを食べながら飲んでいる可能性すらある「伊勢角屋麦酒」。元々は400年も続く天正年間(1575年)創業の二軒茶屋餅角屋が発祥酒税法解禁により、1997年に地ビールの醸造所としてスタート。ただ地ビールと聞いて侮ってはいけない。作り出すビールは万華鏡。しっかりとしたビールを作り出したと思えば、Hazyやホッピーなビール等を作り出す。また、凍結ビールでクラウドファンディングで1200万を集めたり、KADOLABOという実験的ブランドを立ち上げて熟成ビール等を作る老舗らしからぬ進化し続ける、衰えを知らない日本のクラフトビールの開拓者。
9.Black Tide Brewing(仙台市)
2011年3月11日の東日本大震災を境に、気仙沼を復旧させる。という名目で集まった数名で立ち上げたBlack Tide Brewing(ブラックタイド・BTB)。するすると飲みやすく、パッケージはヘッドブルワーの髭の模様のパッケージを見たことがある人もおおいのではないでしょうか?様々なスタイルや新しいホップを使いながら、独特な味を作り出す名実ともにファンも多いブルワリー。全国のフェスでも人気があり、身体の大きな二人がテントの前にいて、ビックリする事も?!日本のクラフトビールの中でも、The Craft beerというイメージがなんかある液体を作るBTB。彼らの想いと一緒にビールを是非。
10.麦雑穀工房マイクロブルワリー
熊の様は風貌のオーナーが作る、女性が作ったようなフェミニンで繊細な旋律。そしてだいたい100%の人が間違えるであろう正式名称は「麦」を読まずに「ザッコクコウボウ」と読むらしい。名前の通り穀物・果実・スパイス・ハーブなどの組み合わせ、本当に優しくそして酵母感が出過ぎていない「調和」という言葉が凄く個人的には適している液体。結構ヴァイツェンやセゾンといったビールは酵母感がめちゃくちゃ強くて、その酵母感(のファンもいるけどその反対に苦手な方もいらっしゃいますよね)で全部がそれに支配されている液体が多い中、絶妙なバランスでスルっとイケてしまう不思議な液体。もしかして酵母の魔術師なのか?はたまた…
11.のぼりべつ地ビール 鬼伝説(北海道)
個人的にも大好きなのぼりべつ地ビール 鬼伝説。鬼狩りとか鬼斬りとか鬼退治とかいうて、行脚する人がいるくらい限定したビアバーにしか卸さないLOVERの多い鬼伝説のビール。個人的には金鬼ペールエールやNEWと呼ばれる限定HAZYが好きですが、ピルスナーやレッドエールもシンプルに美味しいクラフトビールの1つ。あくまでも地ビールと銘打ってる所が老舗感がありますね。やっぱり実験に実験を重ねて頭と五感で作られた地ビール系も、美味しい所はめちゃくちゃ美味しいです。歴史の重み!!!なんて、たいそうなものじゃないかもしれませんが。是非鬼伝説をこの機会に飲んでみても、いんでないかい!!
12.FAR YEAST BREWING(山梨県)
醸造所をもたないファントムブルワリーとして委託醸造からスタートして成功した、日本でも珍しいブルワリー。ここのビールは大きなスーパーや百貨店で見たこともある人はおおいのではないでしょうか?ちなみに海外の有名どころでは、パッケージが可愛いミッケラーも知る人ぞしるデンマークのファントムブルワリー。気付くとあれよあれよと人気に火が付き今ではOff Trailという、日本ではまだまだ発展途上であろうバレルエイジしたビール等を扱うブランドも作ったりと、日本でも指折りのブルワリーです。桃のビールを筆頭に限定販売のビールは即完売してしまうほどの人気っぷり。
さて、ラバー編はいかがだっでしょうか?皆さんもえ?ここのビールがふるさと納税で飲めるの?!買えるの?!なんて人もいるんじゃないでしょうか?ラバー編は筆者も良く飲んでいるビールになります。国産のビールの中でもかなり秀悦で、HazyもIPAもPaleAleも基本安心して飲める一覧になります。まぁ、ホップ中毒にならないので、ひたすらHazyを飲んでますが。逆に少し癖のあるビールも多かったりしますね。次は初級編からラバー編そして最後は、あまり知られていないけども優秀なビールを作るブルワリーを個人的な主観でピックアップしてようと思っています。今年も終わりそうですね。早く書かないと!という事で次回をお楽しみに